Web系プログラマに必須のJava

プログラミング言語の中には得意とする分野が決まっているものもありますが、Javaは全てのプログラムを開発できる言語です。通常のアプリやゲーム、Webサイト、組み込みプログラムから大規模な基幹システム開発にも利用できます。この汎用性の高さはJavaがプラットフォームに依存しないところから来ています。これはどんな環境であってもJavaのプログラムが動くことを意味しています。全てのプログラムを記述できますが、特に得意とする分野はWeb関連です。SNSなどWeb上で動くプログラムの多くがJavaで記述されているので、Web系プログラマとして活躍したい人は真っ先に身に付けておきたい言語です。(★このサイトに、Web系で欠かせないJavaの特徴がまとめられていました)

Javaが使われる理由としては、処理速度が速いことも挙げられます。プログラミング言語はインタプリタ言語とコンパイラ言語に分かれますが、Javaは高速に起動するコンパイラ言語です。Webに強い言語の中にはインタプリタ言語もありますが、それらに比べて処理速度で有利になります。高度なプログラムを記述しやすくする手法としてオブジェクト指向がありますが、Javaもオブジェクト指向型言語です。

オブジェクト指向型言語は習得するのが難しいことが難点です。しかし、Javaを使えるようになれば他のオブジェクト指向型言語を習得しやすくなる利点もあります。プログラミングを学習する時には、実際に動いているプログラムのソースを読むことが役に立ちますが、動いているプログラムが多いJavaは学習しやすくなっています。